年賀状において、絶対に必要なものは宛先である。当然の話ではあるが、この宛名書きは年賀状の「三大面倒ポイント」の一つに挙げられている。実に約3人に1人(31.8%)の方が年賀状の面倒な点として挙げているのだ。この背景について探ってみたい。
Q.年賀状を面倒に感じている/YESの回答のみ
宛名書きが面倒であると回答した人々の内訳は男性27.7%、女性36.0%となり、実は女性のほうが年賀状を面倒に感じている割合は大きい。
この背景には、女性の宛名面の作成方法に関係があるのかもしれない。
Q.宛名面を手書きで記載している/YESの回答のみ
Q.年賀状すべてを手書きで記載している/YESの回答のみ
※年賀状を例年出していない135名を除外しているためN=465となる。
実は、宛名面の手書きの割合を比べると、男性が33.3%であるのに対し、女性は47.3%に登ることがわかる。
これは、女性の方がデザイン面も含めた年賀はがき全般への手書き傾向が高いことと、住所録を管理するPCソフトなどの操作が得意でない傾向があることが理由であると推測する。
Q.住所録を管理できていますか?
住所録の管理について確認したところ47.5%の約半数が管理出来ていないことが分かった。そのため、宛名を作る際に、昨年受け取った年賀状を引っ張り出し、そこから住所を参考にすることになるだろう。年末の忙しさと、元旦までに投函しなければいけないという切迫した状況が重なり、結局宛名を手書きで完成させてしまい、今年もまた、住所録が完成しないという「手書き無限ループ」に陥っている方も少なくないのではないだろうか。
年賀状作りは宛名面づくりに時間を割くのではなく、デザインや写真、メッセージに凝りたいものである。
「スマホで年賀状 2016」なら、過去に届いた年賀状の“差出人”記載面を“スマホで年賀状”アプリにて撮影することで宛先帳へデータ登録される「宛名スキャン」を使用することが可能。
登録された宛先へ簡単に年賀状を送ることができる。管理が大変な住所入力に革命を起こし、昨年は30万枚もの年賀状の宛先が、「宛名スキャン」で登録された。利用者の約8割が女性。オペレーターによる手作業での入力のためデータは正確で、何枚でも無料で利用可能。
また、撮影された写真は暗号化などによって安全にデータ化。データ化された宛先帳は来年にも活用できるので、来年も年賀状づくりが簡単に。
当記事で紹介した結果の調査概要
調査対象:全国の10~60代男女600名
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社コネクティット
調査日時:2015/10/24,25
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